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【空き家を放置することで生じるデメリット】
今回は空き家放置のデメリットにおいて近隣トラブルに関する問題をお届けします。
<その②近隣トラブルのデメリット>
最近テレビなどでも取り上げられている放置空き家の近隣住民トラブルの事例をいくつかあげてみます。
(1)倒壊のリスク
管理がきちんとなされていないと劣化が非常に速くなってしまい、あっという間に廃墟のような家になってしまいます。
そう大きくない程度の地震でも一気に空き家が倒壊してしまうことも考えられます。
倒壊の恐れがある問題は極端な例ですが、倒壊により近隣住民の家屋が損傷する可能性や、通りすがりの人がけがをしてしまうかもしれません。
(2)火災のリスク
空き家は誰も立ち入らないことにより、無断でごみが捨てられることや管理不十分な点などから放火も含めた火災のリスクが非常に高いといえます。
火災の発生により考えられるのが、隣近所の建物への延焼や屋根の飛散などです。 延焼や屋根が飛散し、近隣住民の家屋に被害があったとしても、基本的に空き家の所有者は責任を問われません。
空き家の火災は近隣住民に非常に大きな迷惑をかけることになってしまいます。
(3)雑草や害虫発生のリスク
空き家を長期間放置することにより、庭に雑草が生え、樹木が伸びてしまい近隣の敷地に立ち入ってしまう可能性が考えられます。
樹木が伸びて、樹液が隣の駐車スペース落ち、車に樹液が落ちるなどの被害を起こしてしまうことも良くある事例です。
また、害虫の発生も空き家では起こりがちといえます。
下水管からのゴキブリやねずみの発生。 雑草が伸び放題になりますので、ハチやアリといった害虫が発生します。
このような害虫が近隣へ侵入し、近隣の家屋などにも大きな被害を及ぼしてしまう可能性も考えられます。
これらのようにトラブルの元になる要因は多々考えられます。
空き家を放置することでこのようなリスクが発生し、近隣住民を不安にさせてしまいます。
次回は
【その③老朽化のデメリット】
についてお届けいたします。